日本口腔インプラント学会に参加してきました!
院長の今谷が2024年 11月1日〜11月3日に開催された、第54回 公益社団法人 日本口腔インプラント学会に出席いたしました。
上水塾フォローアップセミナーに参加してきました。
高度な歯周病治療、インプラント治療、矯正治療など多岐に渡る包括的な歯科医療を学ぶ勉強会です。 北海道〜九州まで全国から100名近くの歯科医師と歯科衛生士が集結し、症例発表や情報交換を行いました 。 今回はその勉強会で私も「再生医療」について発表させて頂きました。塾長の水上先生からもあたたかいコメントを頂き緊張の発表を終えました。 2日目 水上先生の講演では歯周外科治療における切開線の基本から最新の技術、考え方、治療方針など学ばせて頂きました。 日々の治療に活かせるよう頑張ります。
セメント質剥離による歯周外科手術を行いました!
「セメント質剥離」という、あまり聞きなれない病名かと思いますが、強い咬合が原因となって発症します。それが引き金となって歯周病を誘発することがあります。 この炎症は、口腔内の清掃状態が良好な方にも起こる可能性があり、診断も難しいものがあります。 今回は下顎の臼歯部に発症した症例で、歯頚部より切開し、根尖付近にあった剥離したセメント質を除去しました。その後、根面を丁寧に整えたあと骨の再生が期待できる薬剤と人口骨を使用し閉創しました。 現在までの術後は良好です。今後も注意深く観察し、患者様の口腔機能の回復をサポートしていきます。
術前
術前
牽引中
牽引中
歯根の牽引
歯根牽引とは銀歯などで補綴している歯はよく歯頚部が深い虫歯になってしまいます。「銀歯がとれた」と来院されましたが、歯肉縁下の虫歯で歯が折れています。このままではフェルールも確保できません。そこで簡易的な矯正装置を用いて歯根をひっぱりだしました。 歯根の一部が充分に歯肉縁上まで出てきたので、歯台を作って暫間補綴物で経過観察を行います。問題なければ最終補綴を行います。今回の症例でも半年程度経過をみて最終補綴を行いました。先日、検診にいらっしゃいましたが問題はないそうです。よかったです。
今谷歯科アリオン
IMATANI Dental Office ARION